シリア内戦が始まって5年、
死者47万人、殺された医師705人
2月にはイドリブにある国境なき医師団が運営する病院が空爆された。
シリアで空爆できるような装備を持っているのは、外国部隊か政府軍だ。
昨年くらいから度々、ダーイッシュとは関係の無いエリアが空爆されているニュースを見かける。
もし、ダーイッシュのエリアだとしても、病院や学校、宗教施設等を攻撃するのは犯罪だ。
内戦下では医師が命を狙われる事が多いそうだ。
怪我人や病人を救護させないためだ。
また、長い戦争下では精神を保っていられない状況が続く。 イスラムの国であっても戦争になると酒が売れるらしい。
20年程前、私は隣国ヨルダンに暮らしていたが、シリアも他のアラブ諸国も国民は皆温厚で勤勉だった。
シリアにはかつて栄えた文明の遺物が多くあり、ほとんどがテロとは無縁の素朴な人達、町には音楽が溢れていた。
人々はいつになったら安心して暮らせるのか。
一秒でも早く内戦が終結して欲しい。
世界最古のモスク「ウマイヤド・モスク」/ダマスカス